土佐備長炭一 ブログ

100年続く山づくり

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高知県安芸市で、土佐備長炭と薪の製造と販売をしている土佐備長炭一ICHIの近藤です。

いきなりですが…

私たちの子孫へ豊かな自然のバトンを繋ぐ。それが未来永劫続く。これワクワクしませんか?自然も仕事も人も未来へと繋がることを想像すると、私はワクワクします。

昨年11月から始まった安芸市の新しい取り組み、【森づくり研修】第3回目の今回は、奈良県の清光林業株式会社の岡橋会長が講師として来高されました。

100年以上もつ作業道を作ることで、山を守り次世代へ繋げる。

今を見るか先を見るか。見えない未来を見える未来に。

山に作業道をつけることが「悪」だと考える人もいる。確かに間違いではないが、正解でもない。山から木を効率的に運ぶだけの目的で作られた道幅は広く、皆伐した山は土砂崩れを起こす危険性が高くなる。これは確かに「悪」となる。

しかし、人が山を管理したり作業したり、目的に合わせて、山を守るための最低限の道幅を「壊れない道」を前提とする道となればそれは「善」となる。

※丸太組み工法(上の写真)

※段差を丸太工法で埋めながら道の入り口つくり

※約1時間で約10mの崩れない道の入り口が完成

つまり、近年よく起きる土砂崩れなど大規模自然災害は、壊れない道をつくることによって未然に防ぐことが可能になる。ということになります。その実例が奈良県吉野にあります。

そして、壊れない道をより長持ちさせるためには「道を使う理由」を作り出すことが必要になる。

それは、言い換えれば「山に入る理由を作る」ことに。

土佐備長炭一が目指す山づくりの点と点が線で結ばれ始めました。

そして、この森づくり研修で、【安芸自伐採型林業会】を8名で立ち上げました。仮名称ではありますが、安芸市で新たな取り組みが始まります。

植林も天然林も【100年続く山づくり】の始まりです。

ワクワクが止まりません。

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