土佐備長炭一 ブログ

Month: 10月 2017

掛矢四種

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窯を叩く道具は全部で四種。 赤土の乾燥具合に合わせて掛矢を選びます。 上の写真が昨日の天井の様子。 下の写真が今日の様子。 綺麗な形になってきました^_^

天井の叩きあげ

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天井の赤土を押したり揉んだり、小さな木槌で叩いて整形していきます。 そして、天井を親指で押して硬さを感じる程度まで乾燥すると、平な木槌で叩き締めていきます。 ここからが、天井づくりの本番です。

天井の乾燥

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天井に盛った赤土は、まず乾燥させていきます。 職人さんによって異なりますが、一の場合、表面は自然乾燥、中は薪の熱で乾燥させていきます。 窯の入口で薪を燃やすと、入口の上だけ乾燥してしまいます。そのため、トタンや筒などを利 ...

赤土盛り完了!

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たんば組みの最後は、細かくて短い木を並べて、綺麗な丸形を作ります! そして、その上に生の赤土と焼けた赤土を水を加えて練り、たんば木の上に乗せて形を作り上げます! ここにも色んな工夫と知恵があり、ただ盛るだけでなく、厚さや ...

たんば組み終盤!

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手間をかけんと、えい炭にはならん。 横から窯を見てみー。 丸くならんと天井は(強度)弱いぞ! 大師匠のおかげで良い窯になります^_^

たんば組み

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たんば組みも2日目。 ちたぁ、マシになってきたな!と備長炭職人さんに褒めてもらることもたまにあったりなかったり^_^ 天井の形が見えてくると、 いよいよ窯の完成が近づいてきたな! と、ワクワクしてきました。 この天井にも ...

さなあげ

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よいよ、最近の若衆は…! と、叱咤激励を受けながら、窯の天井づくりをしています^_^ さなあげ(土台づくり)にも色んな技術と工夫があり、先人たちの知恵が盛りだくさんです!

向き不向きがあるがぞ!

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この間、吉良川の炭職人のおじいちゃんに言われました。 炭を焼く中で、なんでもかまんということはないがぞ。道具にしろ、薪にしろ、赤土(天井に使用する)にも向き不向きがあって、えい炭を焼くには、それに適したものと努力を重ねる ...