僕たちがしている仕事は、森にある樫や雑木を伐採し、備長炭や薪など新しい命を吹き込む。ここに生業が成り立ち、雇用が生まれる。雇用が生まれることによって、ココに必要とされる人材が現れ、必要とされることも一つの生きがいとなる。

 炭火や薪火には人を魅了する力がある。それが『炎』であり『火』であり『灯火』であり『燈火』でもある。これらの火には調理や暖をとるという用途があるが『人の心を癒す』という素敵な力もある。

 同じように自然には『人の心を癒す力』があり、時には自然の力が猛威をふるい命を奪うこともあるが、それ以上に人の命を繋いでくれている。

 大切な人が僕に『鬱だ』と打ち明けてくれた翌日に自ら命を経った。悔しくてただただ悔しくて『あの時窯へきいや』と一言声をかけてあげられなかったことが悔やまれて本当に後悔しかない。同じような境遇に立たされている人は少なくないと思う。

 コロナに経済的な刃を向けられる中、刃を自分にも向けてしまった。37歳になってこんなに涙が出るのかというぐらい涙が止まらなかった。暗闇の中ロープを片手に森をさまよい、最後の場所を探している時、山の谷にかかっていた霧が夜明けとともに一気に晴れ渡る光景を見た『なんてちっぽけな悩みだ』と命を経つという愚かさに気づかせてくれた。

 僕自身、命を絶とうとした瞬間『自殺者の8割が突発的』だと言うことが理解できたし、これは止められないと実感した。そして、その瞬間僕がやるべきことが一つはっきりした。『一人でも多くの人に心の火を』これが僕のやるべきことだと。西岡さんが『働く場所が居場所となった』と言ってくれたように、僕一人で出来ることはもっと沢山の人が出来るだろうし、そうなるともっと沢山の人の心を燃やす事ができるようになる。

 僕は、それが農福連携であり水福連携であり林福連携だと思う。この仕事を選んだのも必然だったのかもしれない。

 備長炭づくりも、自然の恵も、人の命も次世代へ。

※薪販売のページを作成中です。土佐備長炭一の想いを薪事業にも表していきます。

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