・火の授業~君の心に熱くもゆる炎~前編

・火の授業~君の心に熱くもゆる炎~後編

 

 

たった一つの火がこんなに愛おしいと感じた瞬間は初めてでした。

中学時代の社会科の先生による火の授業。25年ぶりぐらいに受ける授業。大人になって先生の話を聞いていると『良い先生に出会えたんだ』という実感が込み上げた。

この火の授業を通して考えさせられたことは
1.一つの火を灯すことの大切さと灯し続ける意味。
2.いつの時代も新たな文化を作り出すのは若者であること。
3.経験を重ねることの大切さ

1.一つの火を灯すことの大切さと灯し続ける意味。

日頃から西岡さんにも絆ファームに携わる人達にも伝えている【火=命】命も火も燃やしてこそ意味のある人生を送られるし、燃やし続けるからこそ自分の目標や夢を実現できる。人生は、自分次第でもあるし人の心に火を灯すこともできる。

 その昔、灯し続けるための『火男』は、それが仕事であったということを知り、『ひょっとこ』はただの男ではなく求められていた存在であったことがわかった。生きるために「火を守っていた男」の存在を知り、ひょっとこがカッコよく思えた。

 

2.いつの時代も新たな文化を作り出すのは若者である。

とーっと昔、火を家に持ち込んだ若者の一つの行動によって、家の中で火を使う文化が生まれた。今や家の中に火があることは普通であるが、とーっと昔は「危ないから家の中に持ち込むな!」であったそう。現代も同じで新たな未来や文化を切り開くのは若者である。おっさんとおじいちゃん、もちろん僕もこの事実を真摯に受け止めないと、時代を否定する存在に成り下がってしまう。

3.経験を重ねることの大切さ。

 西岡さんと小学生が火をつけた瞬間の表情が凄く素敵で印象的だった。自分で何かをやり遂げることの楽しさと充実感を積み重ねて行くと自己肯定感も増して人生も豊かになっていく。すると一つ一つの行動が意味あるものになる。

 薪の火と備長炭の火の違いは、大まかに言うと『炎』が有るのか無いのか。単純な違いだけど、炎を出さないための働きがそこにはあって、そこには働く人がいる。炭火や薪火を見ただけではわからない働きがそこにはある。

 AIに飲まれてなくなろうとしている仕事がある。しかし、そこにも人にしか出来ない仕事は確実にある。電子レンジには日々助けられているけど、電子レンジだけでは出せない味があるし、IHでは出せない味もある。火でしか出せない味がある。味だけではなく見た目もやりがいも。(電子レンジやIHが悪いというのではないよ)

 『火』を考えるだけで色々と膨らむもんだ。先生って凄い仕事だなぁ。知識を伝えるだけでなく、沢山の気づきを与えてくれる。きっとこんな先生にAIは慣れない。人の心がそうさせてくれるのだと思う。

 ろうそくに僕らが灯した火は、授業が終わってBBQが終わるまで燃え続けた。この火のように僕たちも燃え続けられる身体と心がある限りは燃やし続けよう。人生一度しかない。やらないことほど勿体ないことはない。とにかくやろう。

先生、本当にありがとう。