高知県安芸市にある土佐備長炭の窯元『一』。ここの窯から11月の中旬に出た土佐備長炭は、いつもよりも自信を持ってお客様に届けられる、また、職人としても腕が上がっていく感覚を得られた炭でした。

備長炭を切断する際には、西岡栄吉さんが灰に埋まった備長炭を一本一本取りだして籠に入れ、僕がそれを一本一本切っていきます。約三日間かけて。

その最中の西岡栄吉さんからの言葉が凄い。

『いやー、良い炭だ!仕事をしていて凄く楽しい!』
『本当に良い炭が出来ましたねぇ!』
『おっ!この炭も重たいですねぇ!』etc…。

恥ずかしくなるぐらい褒め言葉の嵐ですよ。台風がきたんじゃないかと思うぐらいの凄い嵐。

箱詰めする際にも、
『箱に詰めていても楽しい。』
『本当に良い炭が沢山出ましたねぇ。』
『次も楽しみですねぇ。』
と褒め言葉のシャワーを浴びました(笑)

日々、西岡栄吉さんが
『良い職人さんに巡り会えて本当に幸せだ。』
『こんなに毎日が楽しいのは人生で初めてだ。』
『こんなにうまい一服(たばこ)は、ここが初めてだ。』
など、本当に沢山の褒め言葉を僕に与えてくれています。

いやいやいや、そんなに褒めてくれる西岡栄吉に出会えた僕が一番幸せですよ。僕もこんなに褒められる人生は初めてで、悦に入ります(爆笑)

西岡栄吉さんに与えて貰った分、僕も返せているだろうか。人を活かす天才がいるとしたら、それは西岡栄吉さんです。