僕の目標でもある障がい者雇用。今年の四月、高知市から安芸市に移住し、土佐備長炭一の門を叩いた西岡栄吉さん。
農福連携の取り組みで、土佐備長炭を知り、炭焼きの志事(仕事)に携わりたいと本人が希望したそうです。
山での志事は危険が伴うため、現在は、その間炭の志事は休みです。しかし、彼自身のひたむきな姿勢から農家からも引っ張りだこで、掛け持ちして働いています。「今までの人生の中で、日々がこんなに楽しいのは初めて」と言いながら、不器用ながらも真面目に取り組む姿勢は、僕の励みになります。

西岡さんの過去には、嫌なことが沢山あって、何故、障がい者として生まれてこなければならなかったのか、生きている意味はあるのか自問自答する毎日。自分で命を断とうと思ったことも沢山あったそうです。

先日、兵庫から取引先の社長さんが社員を連れて窯に来られた際、色んな話をしながら、一緒にご飯を食べました。
西岡さんは、自分たちが想いを込めて作った炭を、どのような人たちが、どのような想いを持って使ってくれているのか知り、とても感激してくれました。
その帰り西岡さんは、こう話してくれました。『安芸市に移住してきて本当に良かったです。農家の方々や県福祉課の方のおかげで、毎日が本当に楽しいです。本当にみんなのお陰ですし、ワクワクノート(職場で活用しているノート)を作ってくれる人は初めてです。こんな日が来るなんて思ってもみなかった。【障がい者として本当に生まれて来て良かったです。】障がいが無ければ、皆さんと出会うこともできなかったですから…』
この言葉を聞き、こらえきれず涙が出てきました。

相手を尊重すること。これは相手を知ることから始まるんだと思います。農福連携、農業だけではなく様々な業種で、もっと興味関心を持っていただきたい。そして、もっと大きな和が広がっていく安芸市に高知に日本になると、もっと楽しいと思う。

土佐備長炭一は、人と人との繋がりを大切に、繋がりが大きな和となるよう一意専心製炭に励みます。

西岡さん、来てくれて有難う。

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